大森和中散
野村コメント:左端の門は将軍家御成りを示す門
また、中央の看板に本家とあるのは、同じ大森で他に2店が和中散を扱っていたためか
うち1店は文政年間(図会が出版直前)に蒲田の梅屋敷に店を移し、将軍家は梅見を兼ねて
出入りしていたとのこと(本文梅屋敷公園説明板)。図会はこの図版を「蒲田里梅園で」の
直前に配置している