梅ヶ茶屋
三鈷坂より左の方白銀氷川の社の側にあり
 一年遊行五十二世陀阿一海上人この家の梅を愛給ひ一首の和歌を詠せらる
 白梅にして床梅と号くといふ 二月の芬芳すこふる世に越て高し