桃園春興
野村コメント:良く似た絵柄が3節後(図会の順だと前)の大久保・西戸山で登場する。
主人公はいずれも振りそでの女性である。大久保の方は、恒例のイベントに慣れていてさし掛けられた傘の下で侍女とおしゃべりをしているが、
こちらは景色に見入っている。宴の準備も大久保はプロに発注している感じだが、こちらは身内(使用人)がしている。
遠路をいとわずでかけるのは若く小人数のグループということかもしれない。