不動滝
泉流滝とも云
正受院の本堂の後坂路を巡り下る事数十歩にして飛泉あり
滔々として峭壁に趨る
此境は常に蒼樹蓊欝として白日をさゝへ
青苔露滑らかにして人跡稀なり