其二
 咲き匂ふはなのけしきを見るからに
 神の心そそらにしらるる
    白河院御製

付注
右手前から奥へ:塔中、楼門、<左へ>不断さくら、本地堂、<右後ろ>舞台、<右端>御供所、<左へ>、鐘楼、荒神、若一王子、あすか明神、関明神
中景地面上:音無川
遠景:あすか山
中央手前左寄りから左端へ:聖宮、天満宮、清光康家
左端から右へ:番神、山王、十二所・氷川・富士、本社、白山・八まん・蔵王
一段上左から:東照大権現、大神宮

野村コメント:楼門が現在では鳥居になっている。
        合祀神の柱数の多さは当時でもダントツだったのではなかろうか。もちろん
        金輪寺の位置が図会のとおりだとすれば、音無橋北詰付近になる。