行徳塩竃之図
左下の浅い桶に積んであるのは、天日で析出した塩が付いている塩田の砂。
この砂を桶ごと右奥の樋の付いた大桶の上に運び、其の上に底に簀が付いた桶を置く。
この小さな桶に右端に引き込んである海水を注いで鹹水を漉し出して左中央の平釜に流し込み、
煮詰める。
釜の上に渡してある二本の厚板の役割は何だろう?