高輪は、この二本榎通りの道が発祥とのことである。
普通名詞のタカナワは「高縄」で、トリモチ付きの縄を木の高い所に張ってとまった鳥を捕るものである。三田や白金から眺めたとき、この高台上の余りうねっていない二本榎通りが高縄をイメージさせるものであったことは良く判る。